サプリメントと薬の目的
健康の維持・向上目的や、体質の改善を目指すなどの理由からサプリメントを日常生活に取り入れる人がふえています。しかしいまだにサプリメントと薬を同等のものと勘違いしている人もいるようです。
サプリメントと薬は目的も性能も使用方法も配合されている成分にも違いがあります。なにを基準にサプリと薬の違いを見分ければいいのでしょう。 まず、用途や目的といったところにサプリメントと薬の違いはあるのです。
薬とは病気や疾患の治療や、鎮痛目的で処方されています。
サプリメントは普段の食生活で不足しがちな栄養素を補い、体の健康状態を維持したり向上させることが目的です。
薬は国が指定した医薬品成分で作られ許可を得て販売されている治療が目的のもの。サプリメントはビタミンやミネラルといった栄養素を簡単かつリーズナブルに摂ることによって病気の予防や健康の維持が目的ということですね。
サプリメントは健康補助食品と同義で、法律上は食品のカテゴリに入るものです。
本来であれば体に必要な栄養素は食事から摂るのが理想的です。しかし必要なビタミンやミネラルなどを食事から十分摂ることはとても難しいことです。 毎日栄養バランスのとれた献立を準備することは時間も経済的にも負担は大きいため、食事だけでは栄養バランスがとりにくく、不足する栄養素もでてきます。
サプリメントを利用することで、不足しがちな栄養素をピンポイントで補給することが可能なのです。
病気の予防に、ダイエットに、お肌を整えるためなどなど様々な目的でサプリメントを利用している人がいます。サプリメントと薬は似て非なるものと理解しましょう。